インテリアとファッションを融合する
journal standard Furniture。

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家具や雑貨を取り扱い、ファッショナブルなインテリアを提案するjournal standard Furniture。その名のとおり、セレクトショップのJOURNAL STANDARDが手掛けるインテリアショップ/ブランドで、洗練された居住空間を構築できるオリジナルプロダクツを展開している。さらには、ファニチャーのみならず一戸建てもプロデュースしていて、住まいのすべてを洒脱にするアプローチもおこなう。そんなインテリアのシーンで支持されるjournal standard Furnitureで、今人気の家具などについてプレスの勝山龍一さんに話を聞いた。

インダストリアルのテイストに
ハイテク機能を搭載した家具が人気

journal standard Furnitureは、ベーシックとトレンドをバランスよくMIXさせたセレクトショップJOURNAL STANDARDが展開するインテリアショップだけあって、不変的な定番品から旬のモノまでを取り扱う。
「journal standard Furnitureが提案している主なテイストが“インダストリアル”で、モチーフにしている街がアメリカのブルックリン。ヴィンテージのインダストリアルテイストの家具を現代的にアップデートしたオリジナルのプロダクツをリリースしています」。

店頭にはテーブルやソファの大物家具からグリーンや食器といった雑貨&日用品までが揃う。ファッションと比べると移り変わりが緩やかだが、インテリアにもトレンドが存在し、それを敏感にキャッチしたラインナップだ。勝山さんが特に最近人気のプロダクツを教えてくれた。
「最近はインダストリアルのビジュアルに機能性をプラスしたモノが人気です。限られたスペースに便利な機能が搭載された家具を部屋に置くことで、快適に過ごせる空間を提案しています。例えば、“PSF LIFTING TABLE”というローテーブル。天板が昇降するリフティング機能と収納が備わっていて、食事やパソコン作業など用途に合わせて高さが調節できるようになっています」。

「他にも、天板にワイヤレス充電器が内蔵しているサイドテーブルや、USBポートが装備されたソファも展開しています。そういった現代におけるライフスタイルとマッチする便利なハイテク機能が搭載された家具が特にご好評をいただいています」。

ファッション感覚で
部屋をコーディネート

そんな人気商品を生み出しているが、他にもjournal standard Furnitureならではの特徴がある。
「journal standard Furnitureは、JOURNAL STANDARDをベースにしたアパレル発信のインテリアブランドなので、ソファやクッションのカバー、ラグ、カーテンなどのファブリックが豊富に揃っているのが特徴です。洋服を衣替えするように、インテリアも季節ごとにこだわった素材に変えることができます」。

ファッション好きにとってファブリックを吟味できるのは嬉しいポイントだが、さらにインテリアとファッションを強く結びつける提案をしている。
「毎シーズン、ファッションブランドとコラボレーションしたアイテムをリリースしています。今季はGRAMICCIやCarhartt WIPとジョイントしたコレクションがスタンバイ中。GRAMICCIはインテリアブランドとはじめてのコラボで、Carhartt WIPは今回で2度目のコラボ。こういったコラボレート展開によって、家の中も好きなファッションブランドでコーディネートすることができます」。

好きなモノに囲まれることで
ライフスタイルを充実させる

15年ほど前にJOURNAL STANDARDのショップスタッフとして入社し、2007年のjournal standard Furnitureの立ち上げから携わっているという勝山さん。そんな彼が持つインテリアの価値観とは?
「僕、物欲が強くて散財することが大好きなんですよね(笑)。もともと服ばかり買っていましたが、今となっては家具やアウトドアギア、車や自転車にまで幅広く手をつけていて。人によって違うと思いますが、僕の場合はモノを買うことで暮らしが豊かになると考えています。好きなモノに囲まれた生活が一番リラックスできるので、インテリアはライフスタイルを充実させる大事なエッセンスだと思います」。

YES GOOD MARKETは第1回目からプライベートで訪れていた勝山さんは、昨年の5月にjournal standard Furnitureとしてはじめて出店。これまですべてのYES GOOD MARKETに参加する勝山さんはこんな印象を抱いている。
「静岡は、洋服だけじゃなくて、アートや食事、そして家具といったライフスタイルに対して高い意識を持っている人が多いイメージです。それってとても素敵だと思います。昔は僕もそうでしたが、家具やアートって二の次になってしまいがちで、まずは身につけるものを買ってしまいますよね。でも静岡の方はそれがフラットで、ライフスタイルに関わるすべてにこだわっている印象です」。

モノを売る以上に価値がある
お客さんとのコミュニケーション

昨年のYES GOOD MARKETでjournal standard Furnitureは、小物やラグ、そしてソファなどを販売して大盛況。今年はどんなアイテムを手にすることができるのだろう?
「今年は、イラストレーターの松原 光さんとコラボレーションしたクッションやマグカップなどのカプセルコレクションや、GRAMICCIとのコラボレーションプロダクツを販売する予定です。そして、昨年も大好評だったスペシャルプライスの商品や大特価のサンプルも少しだけ持っていこうと考えているので楽しみにしていただきたいです!」。

そして、YES GOOD MARKETに参加することは販売よりも大きな意義を感じていると言う。
「お客様とコミュニケーションをとれる場所は限られたエリアにある実店舗しかありませんので、お客様との接点を持てる店頭以外の場所は貴重だと思っています。去年は来場したお客様とお話をしているだけでとても楽しかったし、意外とうちのお店を知ってくれている人が多くて驚きました。『東京に行ったら必ずお店に足を運んでいます』とか『ウェブで見つけて気になっていたので買います』っていう声をいただいて本当に嬉しかったです」。

勝山さんは、今年のパワーアップしたYES GOOD MARKETに大きな期待を寄せているそうだ。
「昨年までの海沿いの会場は気持ちよかったですが、今年は場所が変わって最高のロケーションですね。INN THE PARKはドームテントが有名なので行ってみたいと思っていたところでした。そして今年はキャンプができるということで、僕自身キャンプも趣味だからとても楽しみです。できれば出店じゃなくて、完全オフで遊びに行きたかったくらい(笑)」。

「東京からなら1時間半で行けるので、東名をドライブする感覚で遊びに来てもらいたいです。ここまでマーケットに特化したイベントは全国的に珍しいので、家族で行ってもカップルで行っても、男だけで行っても楽しいと思います。去年、静岡のショップの方々とご挨拶をさせていただきましたが、本当に感度が高いお店ばかりでした。だから今年もいろんなお店の方々とお会いできるのが楽しみです!」。

Information

journal standard Furniture 渋谷店
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-13
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休